台所の照明を白熱灯からLEDに変更しました。
LEDは電気代が安い!と言われていますが、漠然と安いと思うより実際にいくら安くなるのかシミュレーションしてみたいと思います。
変更した白熱灯は2つあります。
・台所の白熱灯で台所全体を照らす照明です。
・シンク上にある白熱灯でシンクを照らす照明ものです。
今回こちら2つともLED照明に変更しました。
↓白熱灯からLEDに変更した理由は電気代以外にもあります。こちらに記載しております。
電気代をシミュレーション
もともとの白熱灯のルーメンが不明ですが、新しく購入したものは1100ルーメンと550ルーメンの照明です。
以前より使用していた白熱灯より結構明るいので、感覚的ですが明るさはアップしていると思います。
台所照明の電気代
以前使用していたもの=18W(ワット)
新しく変えたもの=14.5W(ワット)
W(ワット)数の差は3.5W(ワット)です。
台所は窓があるわけではなく、照明をつけないと暗いので、昼夜問わず使用します。こちらの照明はおよそ1日6時間くらい使用しています。
【1ヶ月あたりの使用時間】
6(時間)×30(日)=180時間
電気代を電力量料金を27円/kwhで計算します。
【1ヶ月あたりの電気代】
3.5(W)×180(時間)÷1000×27=約17円くらい
そのくらいかなと思っていましたが、使用量でみると1ヶ月あたり約17円くらいです。
シンク上の照明の電気代
以前使用していたもの=15W(ワット)
新しく変えたもの=7.5W(ワット)
W(ワット)数の差は7.5W(ワット)です。
こちらの方が差がありますね。
シンク上の照明はおおよそ1日3時間くらい使用しているため、同様に計算します。
【1ヶ月あたりの使用時間】
3(時間)×30(日)=90時間
こちらも同様に電気代を電力量料金を27円/kwhで計算します。
【1ヶ月あたりの電気代】
7.5(W)×90(時間)÷1000×27=約18.2円くらい
こちらは使用時間は少ないですが、ワット数差が大きいので、節約幅もちょっと大きいです。
使用量で計算すると合計で月35円くらい電気代が安くなる
照明を使用する時間にもよりますが、おおよそ月35円くらいです。もともと白熱灯のワット数が低めだったことと、明るめのLED照明を購入したので微々たる差になったのだと思います。
電気代で重要なのが上記に加えて、再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料費調整金です。電気代の計算の際はこちらも含める必要があります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料費調整金を含めると?
再生可能エネルギー発電促進賦課金
【2019年5月分から2020年4月分までの単価】
2.95円/kWh
こちらは年々高くなってきています。。
電気代の単価が27円/kwhですから、10%以上の単価なので結構高いです。
燃料費調整金
【2019年11月現在の単価】
-1.81円/kWh
こちらはマイナスなので値段が下がります。再生可能エネルギー発電促進賦課金が高い分、これがなければ家計が苦しくなりますね。
電気代を計算
再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料費調整金を合わせると、差し引いて1.14円/kWhとなります。
これを反映して計算してみます。
(3.5(W)×180(時間)+7.5(W)×90(時間))÷1000×1.14=約1.5円
全てを含めた電気代
おおよそ月38円くらいとなりました。微々たる金額ですが、何も気にすることなく月38円と照明の取り換え費用が減ると考えるとよいかもしれません。
計算してみて思ったこと
再生可能エネルギー発電促進賦課金が高い。しかも年々増加しています。
節電であれば微々たる金額なのでほかの目的も重要!!
LEDなら維持費が安い!との感覚でいる方は多いかもしれません。確かにLEDは維持費が安いです。
しかし具体的にどのくらい安くなるかをシミュレーションしてみると今回の記事のように意外とそこまでか!?ということも少なくないと思います。
節電という目的で照明を変えるのではなく、ほかの目的もあれば一石二鳥、三鳥になります。
LED照明に変えるメリットは結構多いです。また、選択する照明により機能が異なるため一概には言えませんが、私が実感したメリットは以下です。
【メリット】
・節電になる
・寿命が長い
・明るくなる
・スイッチがリモコンに
・明るさ調整ができる
デメリットは以下です。
【デメリット】
・購入費用
・照明を処分する手間
(大した話ではないですが一応挙げてます)
デメリットは購入費用かと思います。購入費用に対して効果が見合っているか。迷っている方は、節電以外のほかのメリットを考えてみて変えてしまうのはいかがでしょうか!!