奨学金繰り上げ返済を行い、今回の申請で全額繰り上げ返済申請を行いました。
いままで繰り上げ返済をちょくちょく行っており、返済残高が今回で全額返済できそうな金額となったため、繰り上げ返済を行いました。
(返済金額と振替日は黒塗りしています)
奨学金は1種奨学金と2種奨学金を併用して借りており、繰り上げ返済で全額返済できたのは2種奨学金です。
1種奨学金は引き続き残り13年近く返済期間が残っております。
奨学金の借入額は1種、2種合わせて約600万
大学当時の学費は全額奨学金でまかなっており、理系の私大で学費が高かったこともあり、1種と2種奨学金を併用して借りており、合わせて600万円の借入でした。
利子は23万円くらいでおおよその返済総額は600万越え。
繰り上げ返済で奨学金の返済期間が20年→7年 へ
奨学金の返済は20年の返済としている方も相応にいるのではないかと思います。
筆者自身も20年の返済期間で返済終了時の年齢が40歳越え。
20年先なんて借りている頃では想像もつかず、借入額も高額とのことで20年とせざるを得ませんでした。
しかし、ちょくちょく返済したことが実り、
20年の返済期間が7年で完了となることができました。
繰り上げ返済は30万~50万を何回かやっていた
奨学金の返済中は頭のどこかに奨学金の返済というものがあり、早く返したいという願望が常にありました。
そのため、ボーナスなどのまとまったお金が入ったりすると繰り上げ返済をちょくちょくやっておりました。それでもまだ返済期間は長く先は遠いなと常に思っていました。
そして今回全額返済できそうなため、コロナで先行きが不透明ということもありましたが、全額返済することにしました。
就職活動は不安だらけ
大学時代の話となります。
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就職活動時期はリーマンショック→東日本大震災があり、落ち込んでいた景気が復興需要で回復しつつある状況でした。
就職活動時の会社説明では、今後この景気の良さはなかなか来ないかもしれない、、、
ということも言われていました。
(実際にはずっと右肩あがりでコロナの影響がなければ2020年も景気はよかったのでしょう)
その3年ほど前はリーマンショックで内定取り消しというものもあり、内定が取れない学生も多くいました。
自分はどうなのか・・・・
卒業時に奨学金の借金は必ずあり、就職先が保証されていないのはとんでもなく恐ろしいことでした。学生で社会を何も知らず卒業と同時にただ借金を抱えている不安。
就職活動は必至になって行いました。
就職先は初任給が高めの企業へ
奨学金を毎月返済できるのかの不安は少なからずあり、就職先は結局初任給で選択しました。
怪しい企業へは就職したくない、、との気持ちだけはありましたが具体的な企業情報では何を優先したらよいかはわからず。
基準としていたものは上場しているか
理由は企業情報を見れるから、、ただそれだけ。
(企業情報の見方なんてほとんど知らなかったのですが、情報を開示している企業のほうがなんとなくよいかなという理由)
月々の返済額は3万円程度
いま思うと初任給が高いのはある意味正解だったかもしれません。
1種、2種奨学金のほかに高校時で貸与していた奨学金の返済もあり、月々の返済は3万円程度でした。
3万円の返済って初任給からの割合ではかなり高い。
やはり初任給が高かったからこそ返済できたのかもしれません。
奨学金は借金なので必ず返済する必要がある
奨学金制度の良い面、悪い面両方の側面がありますが、借入するのは結構簡単にできた記憶があります。
そして借入は4年間。
しかし返済は20年間。
自分自身は奨学金を貸与する選択しかなく、奨学金がなければ大学へ行く事ができなかったので有難いものですが、一方で社会人となってからは返済に苦労しました。(まだ1種奨学金もあります)
今回2種奨学金の返済が完了するにあたり、肩の荷が少し下りた気がします。
それが一番のよかったことかなと感じています。
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