こんにちは。
現在私は奨学金をおおよそ7年返済中です。ご想像につくかと思いますが、奨学金の負担は決して軽いものではありません。
そのような中で現在返済中の私が、大学の受給中に知っておいたほうがよいことを記載します。
私の体験からお伝えしたいと思います。
まずは、そもそもの奨学金というものを知る
これを見ると、いや当たり前だろうと思う方もいるかと思います。
しかし大学時代では実際はあまり意識していない方も多いのではないかと思います。
奨学金を4年間でいくら借りるのかを知る
私の大学時代の友人では、
親が奨学金の手続きをやってくれたから月々いくら借りているのか知らない
という友人がいました。
いまはあまり考えたくないと。これは極端な場合かもしれませんが、4年間の総額でいくら借りているかを知らない方は少なからずいると思います。
大学の学費が4年間でいくらかかるのかを知る
そして大学の学費がいくらするのか。これも大体このくらいまでは知っていても具体的に4年間でいくらかかるのか、意外とわからないものです。
例えば月々3万円を借りていると144万円です。計算すればわかりますが、これで学費をまかなえているのか、生活費を入れると足らないのかをシミュレーションしておいたほうがよいです。
奨学金の種類を知る
奨学金には種類があります。
大半は日本学生支援機構からお金を借りる場合が多いですが、その他にも大学が独自で行っている奨学金や、民間の奨学金もあります。
日本学生支援機構も無利子と有利子のものがあります。
無利子であれば100万円借りたら、100万円をそのまはま返せばよいですが有利子であれば100万円にプラスして利子分を返済します。
これは当然無利子がいいですよね。自分が無利子の奨学金を借りられるのかをまず確認するのがよいです。
大学の独自の奨学金では、無利子の奨学金があったりしますので、まず自分の大学に無利子の奨学金があるか確認です。
そしてもっとよい奨学金が給付奨学金です。これは返さなくてよい奨学金です。大学が独自に行っているのもや公益で行っているものなどがあります。
私が在籍していた大学は、結構奨学金の種類が多かった印象があります。決して日本学生支援機構だけではないかと思います。
返さなくてよいのが当選一番よいですからどのような奨学金があるか、調べて知ることが大切です。
何故知ることが必要か
知らないと判断や行動ができないから
奨学金をいくら借りているのか、月々の返済額がいくらくらいなのか、平均でよいですが初任給がいくらくらいなのかをまず知ることが大切です。
知らないと物事の判断ができないからです。
以下記事で記載していますが、私は大学時代少なからず奨学金について調べていたので、現実的に行動せざるを得ませんでした。
そしてその行動がいま思うとやってよかったと思っています。
どちらにせよ借りたものは返さないと行けないので、早めに認識しておく
せっかく学費を払い大学へ行きます。奨学金を受給している方はそれを借金して大学へ行きます。
ですが、大学へ行っても就職が保証されていないのです。。
借金をしているからには返さないといけないので、就活もやらざすを得ません。
いまでこそ新卒の就職のハードルが下がりましたが、リーマンショックがあり、震災後の私は世間的にも就活のハードルが高く、不安がかなりありました。
そんな中でも私はなんとか走りぬくことができました。就活は結構気持ちが沈んだり、落ち込んだり、なかなか行動に移せなかったりします。
特に就職活動のときでしたが、私は落ち込んでいる場合ではないと、とにかく行動したことを覚えています。
アルバイトで少し学費をまかなえるのであれば、アルバイトでまかない借りる額を減らしておくこともできます。
いまは、とにかく楽しもうと知らないのも有りですがどちりにせよ返さないといけないものです。早めに認識しておき、大学生のときに行動しておいたほうがよいです。
奨学金制度がなければ大学へ行けない
少し話が脱線しますが、奨学金の返済で困っている若者が多いです。
私も奨学金の返済をしながら子育てをしています。もちろん奨学金の返済がなければ、もっと生活は楽になります。
奨学金は20年かけて返済をしています。私の場合は、2種奨学金の繰り上げ返済をちょくちょくしているため、2種奨学金の返済は10年くらいで終わります。
けれども奨学金の返済で苦しんでいる社会人が多いことをニュースなどでよく聞きます。奨学金で大学へ行っても就職は保証されていなく、正社員になれない方もいます。
借金を背負い就職がうまくいかなく返済ができない若者も多いです。
私は奨学金の返済をしながら子育てをしていますが、奨学金の返済がなければ大学へ行けなかったので、奨学金があったからこそ大学を卒業できました。
奨学金そのものが悪いというより、問題は別にあると思っています。
それが、
問題は奨学金制度より学費が高すぎること
奨学金の返済という問題より、日本は学費が高すぎるのが問題だと思っています。
国立大学ですら相応の学費がかかります。私大に行けば年間100万円はかかります。
学費が安ければ奨学金の返済もここまで大変になることはないでしょう。
学費自体が安くなり奨学金を多く借りなくて済む学生が減ることを願います。
脱線しましたが、まとめです。
まとめ
現在奨学金を借りながら大学へ行っている人は多いかと思います。
奨学金はいずれ返すものです。自分の大学の学費は4年間でいくらか。奨学金は4年間でいくら借りているか。大学独自の奨学金や無利子の奨学金はほかにないか。月々の返済額はいくらくらいになるのか。
アルバイトも必須になってくると思います。大学生は意外とやることが多くなりますが、両立させることで、将来も仕事と家庭の両立や仕事とプライベートの両立などにも役立ていきます。
物事を知ることで判断することができ、行動が変わります。勉強や就職活動に取り組む行動力が変わってきますので、将来の結果も変わってくるのではないでしょうか。